WEB3.0時代での投資信託イールドファーミングアグリゲーターを解説

イールドファーミングアグリゲーター、全くもって聞きなれない言葉じゃないでしょうか？

簡単に説明すると

仮想通貨での投資信託です。

預けている通貨の利益を再投資してくれて

複利の恩恵を得ることが可能です。

しかも、1日単位での利率のため

複利の最大限の恩恵を得れます。

複利効果の一覧

\\ 未来のへの投資、WEB3.0の世界へ コインチェックへはこちらから //

イールドファーミングアグリゲーター
（yield farming aggregator）

イールドファーミングアグリゲーター の言葉の意味は下記であり

自動で利益を回収して最大限の収入を提供してくれる仕組みです。

通常は日利を得て、再投資するには

毎日自分でwithdraw（出勤）、deposit（入金）を自分で対応しないといけません。

ボタンを押すだけですが、毎日実施するのも大変です

それを全て自動で対応してくれるのです。

とても便利です。

また、通常投資の世界では

利率といえば、年利計算ですね。

しかし、イールドファーミングアグリゲーターでは

日利等(システムでより高い効果条件)で計算してくれます。

また、複利は年利より、月利、月利より、日利の方が有利です。

毎日複利を得る方が複利の利率が乗りますから

最大限に活かせます。

自動複利運用システム　Vaults

Vaultsとは自動複利運用システムであり

自動複利運用システム＝イールドファーミングアグリゲーター

と私は認識しています。

あまり、違いに触れている記事が見つからないですね。

今回はBeefy.financeを例に自動複利運用する方法を説明します。

Beefy.finance

Beefy.financeはDefiでありイールドファーミングアグリゲーターであり、AMM（Automated Market Maker）です。 自動マーケットメーカとも呼ばれます

その他AMMもありますが、今回はBeefy.financeを例にして、自動複利運用システムを理解します。

LP（Liquidity Provider）トークンをBeefy.Vaultsに預ける

実際にLPをVaultsに預ける方法を説明します。

先にLPの作成を済ましておいてください。

今回は少しハードルが高いL2（レイヤー２）のOptimismのネットワークで作成したLPを使います。

L2のLPトークン作成はこちらの記事を確認してください。

OptimismのOPとBIFIとのLPを預けます。

まずは、Beefy.financeに移動します。

画面の「Launch App」をクリックします。

先にMetaMaskのネットワークはOptimismに切り替えておいてください。

画面右の『OP』を選んで、OptimismだけのLPの一覧を表示させます。

一覧から、今回預けるLPを選択します。（BIFI-O P vLP)

既にMetaMaskにはBIFI-O P vLPのトークンが存在するため

既に選択されている状況です。

問題なければ、数量を記入して「Deposit All」を押します。

MetaMaskの画面が立ち上がり、承認を確認してきます。

今回は２回承認が必要です。

時より、エラーが出ますが、その場合は「Deposit All」のボタンのクリックから

やり直せば、成功します。

問題なければ「確認」をクリック

実際のDEPOSITでの確認があるため、再度「確認」をクリックします。

問題なく取引が完了しますと、画面に下記内容が表示されます。

実際に預けた内容を確認するにはVaultsの画面で「My Vaults」を選択して

自分が預けているLPだけを表示して確認できます。

画面の内容を見るとわかるのですが、

ARPは年利です、この時点で１１５．１７％

DAILYは日利です、０．２１００％

です。

今後この数値は常に変動します、流動性が集まってくると

パーセンテージは下がります。

イールドファーミングアグリゲーター利用時の注意点

利率などをみると、良いことばかりに見えますが

注意点もあります。

下記注意点も理解して、対処するようにしてください。

• インパーマネントロス
• 資金持ち逃げ
• サーバーハッキング等での資金損失

インパーマネントロス

インパーマネントロスとは、

LPトークンを作成せずに、そのまま、通貨を保持している場合での価格変動の損益

LPトークンを作成して、ファーミング時に価格変動が発生した場合の損益

の差の事です。

LPトークンはペアの通貨の価格変動に伴い、LPの通貨の価格状態を１対１に保つために

価格変動時にリバランスを実施します。

その内容によっては通貨ペアのLP作成時と通貨のバランスに変化があり

収益が発生したとしても、

通貨をそのまま保持している場合と、

LPトークンを作成した場合では

差分が発生します。

資金持ち逃げ

預け先のDEXが詐欺の場合、

そのまま資金を持ち逃げされる危険もあります。

すでに何年も利用されているようなDEXは大丈夫かと思いますが

新規に立ち上がったDEXなどは、本当に問題がなさそうか

調べてからの対応をお勧めします。

サーバーハッキング等での資金損失

DEXのセキュリティ対策に不備があった場合、

また、基盤となるネットワークに脆弱性が存在する場合に

ハッキング等で資金を損失する場合もあります。

決して０％ではないことを認識してください。

まとめ

複利の重要さと、AMM（Automated Market Maker）を利用した、自動複利運用システムの便利さがわかったと思います。

仮想通貨は保持しているだけでなく、流動性の提供、通貨を預けることでも

資産を増やすことが可能です。

ただし、

注意点もありますので、ご自身で理解の上、運用していただければと思います。