確かに仮想通貨ではよく聞く
どうして、クジラをみんな意識するの?
アドレスのことを言うんだよ
多くのビットコインを保持しているため
市場への影響があるんだよ
ビットコイン(仮想通貨)に投資をしている方は
クジラという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
なぜ、クジラや、クジラの動きがニュースになるのでしょうか?
クジラの動きが仮想通貨全体に影響があるからです。
仮想通貨の市場規模は、まだまだ株式と比べても小さく、多くの資金(ビットコイン)を動かすことで、市場を操ることが可能です。
考えてみてください、全体の何割かを一部の人が保持していたならば。。。
想像ができるのではないですかね・・・
ビットコインをいくら持っているとクジラと呼ぶのか?
クジラとはビットコインを1000BTC以上を保持するアカウントを指します
クジラのアカウントが大量のビットコインを売却したら・・・・
少なからずとも、価格を下げる原因の一つになるはずです。
ビットコインは仮想通貨全体の基軸通貨ですから
アルトコインの価格にも影響を与えます。
売り、買いといった取引でなくとも
取引所からウォレットへ移す、または、ウォレットから取引所に移す行動をするだけで
大量のビットコインが移動するのには意味があり、市場に影響を与えます。
クジラの動きを追うことで、直近の仮想通貨市場の動きを推測可能だということです。
このような分析方法を、オンチェーン分析と呼びます。
オンチェーン分析とは?
オンチェーン(ブロックチェーン)に繋いで、オンチェーン上のアドレスの動きを監視し、分析をすることです。
ブロックチェーンは台帳ですから
いろんな取引の情報が管理されています
分析にはブロックチェーンの大量のデータを覗くわけですから、相当な労力を要します。
個人での分析はほぼ難しいと言えます。
え?じゃ無理じゃん・・・なんだって思わないでください。
世の中には大量のデータ収集し、分析した情報を元に収益を上げている会社があります
サービスはある程度まで無料で提供されるのが昨今の動き
これを利用しない手はないですよね?
今回の記事の内容は、半分は私自身の忘備録。
今後仮想通貨を利用する上でも便利なTOOLを紹介したいと思います。
ビットコインのクジラの数を把握するには
ビットコインのクジラの数を調べるには、いくつかあるのですが、
私自身が確認している方法を紹介します。
まだ慣れていない部分もあるから、本当に紹介レベルです、すみません。
bitinfocharts.com
bitinfocharts.comのビットコインのクジラのアドレス
クジラのランク毎のアドレス数が確認できます
studio.glassnode.com
グラスノード(grassnode)、多くのデータを調査する場合にグラスノードのデータを利用されている方も多いです。
有名です。
10k以上のビットコインを保持しているクジラのチャートを確認できます。
10k = 10000ビットコイン
黒い線がビットコインの価格の遷移を表しており、黄色い線がクジラのアドレス数の遷移を表しています
whalemap.io
クジラの動きをチャート形式で提供
丸いバブル部分がクジラクラスターを表しています。
クジラクラスターとは、クジラがビットコインを売買して、その価格で保持してる価格帯です。
バブル部分で多くのクジラが売買して、その価格で保持していることが、視覚的に確認ができます。
クジラクラスターは、チャートでのレジスタンスライン、サポートラインよりも
強力なサポートになり得ます。
これは、大きく価格を上げる、下げた場合に、
クジラの売買が発生し
多くのビットコインの力で強力なサポートになるためです。
その他の便利TOOL
www.tradingview.com
www.tradingview.comは言わずと知れた高機能チャート、無料でもある程度までは利用できます。
coin360.com
こちらの画面も見たことが多いのでは?
現在の通貨の流通量が資格的に把握できます。
通貨ごとのブロックの大きさは、時価総額を表し、ブロックの色は値動きを色で表しています。
赤は下落、緑は上昇です。
www.cryptocompare.com
www.cryptocompare.comは法定通貨単位でのビットコインの取引ボリュームや
ビットコインがどの通貨に換金されているか?
指定の法定通貨でどの取引所のボリューが多いかなど
視覚的に確認できます。
下記は日本円を指定しています
bitcoinwisdom.io/the-heatmap
最後にちょっと変わった視点でのTOOLを紹介
複数の取引所の板取引を集約して、流動性を可視化したもの。
右側の緑の線、赤の線は買い、売りの現在の動向を可視化
以上!!!
今後の仮想通貨に対して、いろんな観点からの調査、分析に役立つことを祈ります。