コインチェック(Coincheck)を利用する上で、仮想通貨の購入の仕方について、覚えましょう。
仮想通貨を初めて利用される方には、チャートも見たことがない。
株式の取引の経験のない方もおられるので、まずは、買い方について理解しないといけないです。
仮想通貨を買ったこともないです・・・
なんだか難しそうで怖いよ
焦って間違うといけないから、まずは落ち着いて、慣れることだよ
だって、私は1年目何もわからず、販売所で全ての通貨買ってました。
コインチェックでは、買い方について2種類あることを理解しましょう。
株式とは違い、取引所と販売所の2つで仮想通貨は購入できます。
その2つの違いとは何でしょうか?
出典:https://coincheck.com/ja/info/logos わからんち 2018年のNEMの流出事件があったよねあの時のイメージがまだあって、セキュリティ的に問題がないか不安だな・[…]
取引所、販売所の違いとは?
取引所はユーザとユーザとの取引、販売所は仮想通貨取引所とユーザの取引です。
取引の内容が違うので、画面も違う画面になっており、
取引所は「板」の内容が見れないと意味がないため、チャートが画面に表示されています。
取引所とは?
市場に出ている板に対しての取引です。
(ユーザ対ユーザ)
仮想通貨取引所は板取引が可能な場所を提供しています。
また、あまり板が出ていない場合には、
なかなか取引が成立しない場合があります。
(流動性が低い状態)
ユーザー対ユーザーといっても取引で手数料が無料なわけではないです。
取引所での手数料(fee)は、
買い、と、売りで手数料のパーセンテージに違いあります。
買い → テイカーの手数料が発生します。
売り → メイカーの手数料が発生します。
いきなり新しい言葉で、テイカー、メイカーという言葉が出てきましたが、
取引板で流動性を作る(make)、取る(take)という内容から来ている言葉です。
取引板に存在しない価格で注文を出すこと
取引板に並んでいる内容から注文を出すこと
一般的にメイカーは流動性を提供するため手数料は安め、
テイカーは流動性を取るため
メイカーよりは手数料が高めの設定になっています。
しかし、コインチェック(Coincheck)では手数料が無料です!!
販売所とは?
直接やり取りであり
仮想通貨取引所から直接仮想通貨を購入します。
売買でスプレッドが発生します。スプレッド=手数料
販売所の場合、スプレッドが実質的手数料と覚えておきましょう。
コインチェックでビットコイン1枚の購入、売却でスプレッドを確認しましょう。
購入する量などでもスプレッドは変わってしまいますが、
わかりやすく1ビットコインで見てみます。
下記は1ビットコインで同じ時間帯で購入、売却時の価格です。
コインチェックでのビットコインのスプレッド
スプレッドの計算式に当てはめてみましょう。
173200 = 2883900 購入した時の価格(Ask) ー 2710700 売却した時の価格(Bid)
1ビットコインを購入して、すぐに売った場合、ー173200 です!
思ったより、価格差が大きいと思われると思います。
販売所を利用する場合には、スプレッドは無視できません。
売却時にはスプレッドも考慮して、売却しないと、マイナスになる場合がありますので、
計算してから売却しましょう。
よく板取引を利用した方が良いといった話が出ますが、これは、スプレッドの高さが原因です。
では、他の仮想通貨取引所でのスプレッドと違いがあるでしょうか?
bitFlyerでのビットコインのスプレッド
165003 = 2832171 購入した時の価格(Ask) ー 2667168 売却した時の価格(Bid)
Zaifでのビットコインのスプレッド
170214 = 2826708 購入した時の価格(Ask) ー 2656494 売却した時の価格(Bid)
3社でスプレッド比較した結果、残念ながらコインチェックが一番高いスプレッドの結果となりました。
仮想通貨取引所 | スプレッド | 購入した時の価格(Ask) | 売却した時の価格(Bid) |
コインチェック | 173,200 | 2,883,900 | 2,710,700 |
Zaif | 170,214 | 2,826,708 | 2,656,494 |
bitFlyer | 165,003 | 2,832,171 | 2,667,168 |
この3社で比較すると、販売所ではbitFlyerがおすすめという結果になりました。
bitfFlyer HPより 国内取引所のなかでも取引高No1のbitFlyer ※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む) […]
コインチェック(Coincheck)でビットコインを、取引所で購入する
コインチェックのスプレッドは決して安くなく、高いといえますが、
取引所での手数料は無料です
取引所をどんどん使っていきましょう。
では取引所でビットコインを購入してみましょう。
コインチェックでは取引所も2つあります。
1.コインチェック取引所
コインチェック取引所からレートを選択して売買が可能。
チャートも下部に表示されていますが、トレードビューのように分析手法を使った分析はできません。
分析手法・・・RSI、MACD、ボリンジャーバンドなどの手法
トレードビューとは違うところは、「レート」を決めてから、「概算」に利用する金額を入れると、「注文量」を自動で計算して入力してくれます。
コインチェック取引所で扱っている通貨は下記8種です。
- ビットコイン BTC
- モナコイン MONA
- WBTC ラップドビットコイン
- LSK リスク
- FNCT フィナンシェ
- DAI ダイ
- パレットトークン PLT
- イーサリアムクラシック ETC
2.トレードビュー
チャート分析が可能な画面です、本格的にトレードでの分析が可能です。
ただし、取り扱い通貨は「ビットコイン BTC」のみとなります。(2022年7月13日から新たに利用できる通貨が追加されました! 詳細は後程)
トレードビューでビットコインを購入する方法
トレードビューに移動します。
画面の右側に注文内容を入力する場所があります。
画面には、「注文」、「成行注文」タブが存在します。
注文 指値(指定した価格)で注文します。
成行注文 その名の通り「成り行き」で注文します。
今回は指値で価格を指定して購入したいため、「注文」タブを選択します。
下部の注文一覧から直接板を選択する、または、レートに買いたいレートを指定して、ビットコインの注文量を指定します。
ビットコインは1以下での指定も可能です。今回は0.0105ビットコインだけ買ってみました。
価格自体を現在の価格に近い金額で指定したので、注文と買いがすぐに完了しました。
画面したの成立した注文から内容を確認できます。
コインチェック取引所、トレードビューで取引した内容は取引所で取引した内容であり
同じ取引なので、コインチェック取引所でも約定履歴から参照可能です。
コインチェック(Coincheck)でイーサリアムを取引所で購入するには?
結論からお伝えしますが、残念ながら、コインチェックでの取引所でのイーサリアムの購入はできません。
イーサリアム販売所でのみ購入ができます。
ということは、ある程度スプレッドを考えて購入し、運用する必要があります。
コインチェック(Coincheck)でイーサリアムを販売所で購入する
販売所での購入は簡単です。
イーサリアムの数量を入力、交換する通貨を選択します。
日本円、または、ビットコインが選択可能ですが、今回は日本円で購入したいため、
日本円(JPY)を選択しておきます。
内容に問題なければ「購入する」ボタンを押します。
本当に購入するか、確認してきますので、内容を確認して
問題なければ、「OK」ボタンを押します。
すぐに通貨の購入が終わり、画面上に下記文言が表示されます。
簡単ですね、ただし、スプレッドには注意して売買しましょう。
トレードビューに新たに取引できる通貨が追加されました。
2024年6月現在、トレードビューで利用できる通貨は増加しています
- ビットコイン BTC
- イーサリアムクラシック ETC
- モナコイン MONA
- リスク LSK
- パレットトークン PLT
- フィナンシェトークン FNCT
- ダイ DAI
- ラップドビットコイン WBTC
追加された内容をみてみると、コインチェック取引所の扱っている通貨と一致したことになりますね。